Straight Outta Street

#FIND STORY – RYO

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圧倒的な世界観で関西学生大会の優勝を勝ち取った”HUMPTY DUMPTY”、そのショーケースプロデューサーとして活躍。現在はコンテンツプロデューサーとして新たな感動を生み出し続ける、RYOのストーリー。

ダブルダッチを始めるまで

まずは、ダブルダッチを始めるまでのことを教えてください。

ダブルダッチを始めるまでは、小学校から高校3年生まで、ずっとサッカーを続けていました。運動神経もいい方ではなかったので、特別に何かできるわけではなかったですね。ただ途中で辞めるのが嫌で、意地でずっと続けていました。

高校を卒業後に立命館大学BKCに進学、ダブルダッチサークル・Fusion of Gambitに新歓で出会い、入部を決めました。

チーム結成まで

実は、最初からHumpty Dumptyというチームがあった訳ではないんです。僕は元々D-spitsというチームを組んでいて、僕たちを入れて同期には3つチームがありました。ただ、1年生の終わりくらいにサークルを辞めるメンバーがいて、3チームとも続けて行くのが難しい状況になりました。そこで、ダンスを中心としたチームとスポーティーなチームの2チームに組み直すことを自分たちで決めました。僕が大学2年生の最初の頃、Humpty DumptyとBallondorが誕生した瞬間です。

僕たちは、関西の先輩チームのCANADAやVi-Tourを見て育った世代です。それまでのダブルダッチって、競技的というかスポーティーなものだったと思うのですが、CANADAやVi-tourはそれに表現性を上乗せしたような、今までのダブルダッチと全然違うパフォーマンスで、もの凄く憧れました。CANADAやVi-Tourを目指すぞ、抜くぞという気持ちでいっぱいでした。

“CANADA”

“Vi-Tour”

Humptyでは、とにかくメンバーのケントがチームを引っ張ってくれました。Vi-Tourは、大会のチーム紹介の時、毎回同じ決め台詞をMCにコールしてもらっていたんです。俺たちもそういうのが欲しいよねってケントが話していて、”We are making new age”という言葉を考えました。新しい時代を俺たちが創るんだ、そんなチームになるんだという気持ちをチームで自然と共有できたと思います。

Humpty Dumptyでの演技作り

Humpty Dumptyほどダンスをダブルダッチに落とし込んだチームは、それまで無かったと思います。どのように演技を作っていたんですか?

Humpty Dumptyの演技作りは、チームでの役割が完全に分かれているんです。曲と構成はケントと僕、ダンスと振り付けはウミ、そして縄はリキが決める。まず曲や構成、人の配置を決めて、そこに振り付けを加える、縄は最後に決めていたんです、振り付けが決まるまでは一切縄を使うことはありませんでした。

縄を先に決めると、全員が縄に向かって何かをするような演技になると思うんです。その作り方を逆にすることで、縄以外の人も含めた総合的なパフォーマンスを作ることが出来ると考えていました。実際にやって見るとめちゃくちゃ大変ですよ(笑)、フォーメーションもダンスも決まっているところに無理やり縄を通す、その作業ではひたすら試行錯誤を繰り返しました。

僕たちにとって、縄はスポットライトのような存在です。ダブルダッチでは、縄が通っている場所に人の視線が集まります、それってスポットライトと同じ役割だなと思っていました。ショーケースの中で、人の視線を集めるべきところに縄を持ってくる考え方です。

ダブルダッチよりも先にパフォーマンスがある、そんな考え方ですね。

ダブルダッチの演技を超えたショーケースをどう作るかということは、ずっと考えていましたね。その時のダブルダッチシーンって、自分たちがかっこいいと思うパフォーマンスをやるチームが多かったと思います。その戦いから降りたんだということを僕たちは伝えたかった。「ただかっこいいことをやりたい」「他のチームより上手くやれれば勝てる」そんな段階を超えていたと思います。

俺らが今のダブルダッチをぶっこわすんだ、そんな気持ちでショーケースを作っていました。”We are making new age”、ダブルダッチに留まらない、もっと大きな世界を目指して。

ryo_2チーム・”Humpty Dumpty”